2015年5月18日月曜日

オオムギ 大麦

イネ科、イチゴツナギ亜科、オオムギ属
学名:Hordeum vulgare
原産地:中央アジア
「大」は、小麦(コムギ)に対する穀粒や草姿の大小ではなく、大=本物・品質の良いもの・用途の範囲の広いもの、小=代用品・品格の劣るものという意味の接辞によるものです
日本へ伝来当時には、比較的容易に殻・フスマ層(種皮、胚芽など)を除去し粒のまま飯・粥として食べることができたオオムギを上質と考えたことを反映しています
2015年4月25日、大阪市・長居植物園

芽を出させた「麦芽」です
ウィスキー、ビール、水飴の原料となります
2016年7月29日、北海道余市町・ニッカウィスキー

田中修「ふしぎの植物学」より
 
はったい粉です
別名:麦焦がし、煎り麦、香煎(こうせん)
オオムギを炒って挽いた粉です
色々食べ方がありますが、簡単には、お湯で練って食べます
桜井市の大神神社の参道の露店で売っていたので懐かしくなり買って食べました
記憶の通りの味で、やはりまずかったです

はったいこの語源は色々の説があります
その内の面白い一つは、古代金属文化の先進国ヒッタイトだというのです
今のトルコ東方です
そこでも食べていたのでしょうか
彼ら(ヒッタイト人)は剣も使っていたでしょう
そのことが日本語のハチ(蜂)になったとも言います
本当でしょうか
 
 

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