2015年5月14日木曜日

カエンタケ 火焔茸、火炎茸

菌類、ニクザキン(肉座菌)科、ニクザキン属
学名:Hypocrea cornu-damae
生育地:日本、中国、ジャワ島
本物を写真で見ると毒々しい赤色をしています
これは複製ではなく、赤い色が落ちてしまった標本のようです
強烈な毒キノコで、食べれば死亡し、素手で触れれば皮膚がただれます
発生するとマスコミが報道します
「地面から人間の指先が突き出たように生え、燃えさかる炎のような赤色を全身に帯びるキノコ。古くからその猛毒で知られ、林野庁の担当者が「毒キノコの中で最も危険」と話す「カエンタケ」だ。漢字では「火炎茸」、または「火焔茸」と書く。
 カエンタケはニクザキン科のキノコで、長さは3~15センチ。折れたりして内部から染み出た汁が皮膚に付着すれば炎症を起こし、誤って口にすれば約30分後には悪寒や嘔吐(おうと)、手足のしびれなどを発症。数日後には消化器不全や脳神経障害を引き起こし、死に至ることもある。厚生労働省によると、過去には薬用と勘違いして酒に浸して飲み、死亡した例もあるという。
 このカエンタケ、近年は奈良県内で大量発生しているのが確認されている。昨年8~10月には、生駒山山麓(同県生駒市)で100本以上、奈良市の観光名所「若草山」の頂上付近でも1本が確認された。」(2015年10月31日、産経WEST のサイトより)
2013年11月9日、大阪市立自然史博物館
 
 
 2018年10月28日、京都府立植物園
 
 
2018年11月10日、神戸森林植物園
 
 

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