2020年7月19日日曜日

オサムシタケ 治虫茸

2018年10月28日、京都府立植物園
 
 
オフィオコルディセプス科、ティラクリディオプシス属
学名:Tilachlidiopsis nigra
分布:東京都高尾山、金沢市、大津市、京都府では北白川(京都市左京区)、宮津市世屋、舞鶴市空山、南山城村
場所:オサムシの発生地が必ずしもすべてオサムシタケが発生する場所とは限らない。湿度の高い河辺や、日陰の泥湿地などでは、ある地域にかたまって生えることもある。
絶滅寸前種に指定されています
「子実体はオサムシの成虫、稀に幼虫、サナギから発生する。寄主の体各部より不規則に曲折する径約1mmの黒色で堅く長い柄から樹状に枝を分岐させ、その先端に径1mmの丸い白粒をつける。白粒は成熟すると分生子を生じ粉状になる。先端の白粒部分がよく目立つが樹状の部分は黒色で見落としやすい。本菌は分生子世代の冬虫夏草である。胞子果をつくるといわれるが、筆者はまだ見ていない。分生子世代は関西ではかなり広く分布するが、全国的には珍しい」(京都府レッドデータウックのサイトより)
 
 
別属のオサムシタンポタケです
 
 

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