2014年9月30日火曜日

ナガエミクリ 長柄実栗

ミクリ科、ミクリ属 
学名:Sparganium japonica Rothert
生育地:日本、朝鮮
場所:浅い水中
根が水中の土の中にあり、葉、茎が水上に出ているものを抽水植物といいます
タイプ:多年草、100cm
上方の白い花が雄花で、下のが雌花です
2014年6月14日、交野市・大阪市大植物園

2012年10月14日、同所

スイレン・ニンファエア・エルドラド Nymphaea 'Eldorado'

スイレン科、スイレン属
エルドラドはスペイン語で「アンデスの奥地に存在するという黄金郷」です
別名:City of Gold
アメリカ・カリフォルニアで交配育成されました
1963年誕生です
1974年という説もあります
スイレンは、温帯スイレンと熱帯スイレンに分かれますが、これは熱帯スイレンです
熱帯スイレンは日本の冬を過ごせません
日本の池に植えっぱなしのスイレンは温帯スイレンです
2013年11月2日、交野市・大阪市大植物園
 
 

グアリアンセ・ボーリンギアナ・ミカゲ Guarianthe bowringiana "Mikage"

ラン科、グアリアンセ属
分類学上の見直しで、グアリアンセ属はカトレア属から独立しました
グアリアンセ・ボーリンギアナは、グアテマラ、ベリーズが原産地です
ミカゲは日本生まれの園芸品種です
2013年10月14日、京都府立植物園

別のグアリアンセ・ボーリンギアナはこちらです

 

2014年9月29日月曜日

オオミクリ 大実栗

ミクリ科、ミクリ属
学名:Sparganium erectum L. var. macrocarpum (Makino) H.Hara
別名:アズマミクリ
生育地:日本、朝鮮、中国
場所:湿地、池、沼、川
タイプ:多年草、1m
ミクリより大きな実がなります
これは花です


 以上2枚、2014年6月14日、交野市・大阪市大植物園


2012年10月14日、同所


スイレン・エミリー・グラント・ハッチングス Emily Grant Hutchings

スイレン科、スイレン属
交配種で1922年に誕生しています。
夜咲き種なので花は全開していません。
 
係員が、これは種が流れ出たところだと、説明していました。
2013年11月2日、交野市・大阪市大植物園

リンコレリオカトレア・スィート・シュガー Rhyncolaeliocattleya 'Sweet Sugar'

ラン科、リンコレリオカトレア属
園芸品種です
栽培されるランは鉢植えが主ですが、ラン科のうちの約75%の種は本来は着生植物です
着生とは、根が樹木などに張り付くことで、具体的には下の写真の通りです
2014年4月5日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
同日、同所
 
 

2014年9月28日日曜日

ミクリ 実栗

花です
 
実です
クリのいがに似ています
 
ガマ科、ミクリ属
学名:Sparganium erectum
別名:ヤガラ
生育地:北半球の各地、オーストラリア
場所:湖沼、河川
形態:多年草
2014年6月14日、交野市・大阪市大植物園
 
 

オオオニバス 大鬼蓮

スイレン科、オオオニバス属
学名:Victoria amazonica
Victoria は、イギリスのヴィクトリア女王にちなんだ名前です
amazonicaは、原産地ブラジルのアマゾン川を現します
オオオニバスの花は2日にわたり夜に開花します
花は夜に咲き、日中は閉じて翌日の夜に再度咲きます
1日目の花は白く、香りがあり、2日目はピンクに変色して香りはほとんどありません
この習性は昆虫と密接な関係があります
まず、闇夜の中でも花の強い香りに誘われ、多くの虫達があつまります
虫達が花の中もぐりこんで食事をしている間に朝がきます
花はゆっくり閉じていくと、同時に虫達も花の中に閉じこめられることになります
翌日、2日目の夜に再び花が開いた頃には虫は花粉まみれですやっと開放された虫はまた次の花を探しに飛び立ちます
でもこのときに探すのは決まって開花1日目の香りのある白い花です
このように異なる花同士の花粉を昆虫に運ばせることで、丈夫な種子を作るように仕組んでいるのです
 
この花は、1日目の夜の翌日と思います
現在、12:24です
尚、この個体はパラグアイオニバスとの雑種ではないかとの説明がありました
2014年4月5日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
生まれたての葉です
葉の表を内側にして丸まっていますので、見えているのは葉の裏側です
棘があるのは、葉を魚などに食べられないようにするためです
 
 
これも裏側です
空気が入っています
子供が乗れるのはこのためです
 
 
2012年5月27日、大阪市・咲くやこの花館
 
 

リンコレリオカトレア・エスター・コスタ・”オレンジ・ファンタジー” Rhyncolaeliocattleya Esther Costa‘Orange Fantasy’

ラン科、カトレア属
園芸品種です
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
 
 

2014年9月27日土曜日

タチモ 立藻

アリノトウグサ(蟻塔草)科、フサモ(房藻)属
学名:Myriophyllum ussuriense  
生育地:日本、朝鮮、台湾、中国
水位に合わせて、立ったり寝転んだりします
また、水中の葉、水の上の葉、陸地に生えた場合の葉が異なります
 
2012年10月14日、交野市・大阪市大植物園 

2014年6月14日、同所
 
雌雄が異株の場合と同株の場合があります
これは雄花です
2016年6月8日、同所
 
 

ペリオニア・ダヴォーアナ  Pellionia daveauana

イラクサ科、ペリオニア属
学名:Pellionia daveauana
別名:ハナビソウ、モヨウガラクサ
原産地:ビルマ、マレーシア、ベトナム
2013年12月10日、大阪市・咲くやこの花館


カトレア・ミニパープル Cattleya 'Mini Purple'

ラン科、カトレア属
レリオカトレア属から変更されました
ワルケリアナとプミラ(いずれも原種)の交配種です
ミニカトレアのグループです
正確にはミディクラスだ、という見解もあります
2014年4月5日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
2017年3月14日、同所
 
 
コールラビ、パープルバードです
 
 
 

2014年9月26日金曜日

ピレア・ムーン・バレー Pilea Moon Valley

白い小さな花が咲いています
2014年5月24日、宇治市植物公園
 
日照、温度、季節とかによって個体差が出てきます
2016年7月30日、札幌市・北大植物園
 
イラクサ科、ピレア(ミズ)属
学名:Pilea mollis cv. Moon Valley
園芸品種です
3本の葉脈が「月の谷(ムーン・バレー)」だと思います
 
 

フリージア Freesia


アヤメ科、フリージア属
学名:Freesia refracta
原産地:南アフリカ
オランダで品種改良されました
形態:球根性、半耐寒性
2014年3月16日、京都府立植物園
 
 
黄色い花が多いですが、こちらです

カトレア・ドロシー・オカ・’ユミ’ Cattleya Drothy Oka 'Yumi'

ラン科、カトレア属
ドロシー・オカの内の1つ、ユミです。
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館


2014年9月25日木曜日

ピレア・ヌンムラリフォリア Pilea nummulariifolia

イラクサ科、ピレア(ミズ)属
学名:Pilea nummulariifolia
別名:クリーピング・チャーリー(Creeping Charlie)
地を這って増えます
生育地:中南米
形態:常緑、多年草、10cm
2014年5月24日、宇治市植物公園
 
 

フェラリア・クリスパ Ferraria crispa

2014年4月5日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
 
2019年3月23日、同所
 
 
アヤメ科、フェラリア属
学名:Ferraria crispa
17世紀イタリアの植物学者フェラーリの名前にちなみます
生育地:南アフリカ
形態:球根性、多年草
 
 

カトレア・インターメディア・アルバ・ブレッケンリッジ・スノウ Cattleya intermedia var. alba ‘Breckenridge Snow’

ラン科、カトレア属
学名:Cattleya intermedia var. alba ‘Breckenridge Snow’
カトレア・インターメディアの白花の園芸品種です
原種の原産地:ブラジル
形態:多年草、着生種、30cm
2014年8月30日、大阪市・咲くやこの花館
  
 

2014年9月24日水曜日

ピレア・カディエレイ Pilea cadierei

2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
  
 
2016年11月2日、京都府立植物園
 
 
イラクサ科、ピレア(ミズ)属
ミズ属はミズという植物があり、それはみずみずしいから来たようです
学名:Pilea cadierei
別名:アサバソウ(漢字不明)、アルミニウムプランツ
生育地:ベトナム
形態:常緑、多年草
葉の表と裏の隙間に空気が入り、そこが白く見えます
植物園の温室のグラウンドカバーとしてあちこちで見られます
 
 
 

クロッカス・フラワー・レコード Crocus ’flower record’

アヤメ科、クロッカス属
園芸品種です
2014年3月16日、京都府立植物園
 
 

オンシジウム・トゥィンクル Oncidium Twinkle

黄花
 
 
バイカラー
 
 
白花
 
 
ラン科、オンシジウム属
いずれも園芸品種です
2013年12月10日、大阪市・咲くやこの花館
 
 

2014年9月23日火曜日

ルリマツリモドキ 瑠璃茉莉擬き

イソマツ(磯松)科、ケラトスティグマ(ルリマツリモドキ)属
学名:Ceratostigma plumbaginoides
別名:ブルーサファイア、イワルリソウ、ブータンルリマツリ
生育地:中国、ヒマラヤ
形態:多年草、60cm
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
イソマツ科にはスターチスも属します
 
 
 

クロッカス・ピックウィック Crocus Pickwick

アヤメ科、クロッカス属
園芸品種です
原種の原産地:ヨーロッパの中部
2014年3月16日、京都府立植物園
 
 

オンシジウム、スィート・シュガー・百万ドル Oncidium cv. Sweet sugar 'Million Coin'

ラン科、オンシジウム属
園芸品種です
学名:Oncidium cv. Sweet sugar 'Million Coin'
オンシジウムの原産地:中南米
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
 
 

2014年9月22日月曜日

ミラクルフルーツ Miracle fruit

アカテツ科、フルクリコ属
学名:Synsepalum dulcificum
生育地:西アフリカ
形態:常緑、高木、6m
ミラクルフルーツの実自体は甘くないです
しかし、ミラクリンという糖たんぱく質を含んでいます
この実を食べると、ミラクリン分子が舌の味蕾に結合し、次に食べた苦味や酸味のある食べ物(レモンやライムなど)および薬剤を甘く感じさせます
この効果は30分から2時間程度持続します
それがミラクルなのです
インターネット通販で、10粒、1700円で売っています
2014年8月30日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
アカテツ科には、チューインガムノキというのもあります
 
 

クロッカス・ギール Crocus Geel

アヤメ科、クロッカス属
園芸品種です
クロッカスの原産地:地中海沿岸
2014年3月16日、京都府立植物園

クロッカスは、球根の中で夏につぼみが作られます
そして、冬の低温の刺激を受けて、つぼみが十分発達し春に咲きます
冬の低温の刺激を受けないと咲きません
 
 

オンシジウム・シャリーベイビー・’ホワイトフラッシュ・リカ’  Oncidium Sharry Baby 'White Flush Rika'

ラン科、オンシジウム属
種苗法という法律があります
それに従い、農水省では新品種の登録をしています
 
これも登録してありますが、その「登録品種の植物体の特性の概要」はつぎの通りです
「この品種は,「シャーリーベイビー スウィートフラグランス」のメリクロン苗から発見した変異株であり,花は赤茶色で先端に浅黄が入り,リップは腎臓形で黄白の単色の鉢物向きの中型種である。  草型は中,草姿は斜上である。ぎ球茎の有無は明確,正面の形は卵形,平面の形は長楕円形,溝の有無は有,高さは 101~125mm,長径は 61~75mmである。葉の正面の形は広線形,先端の形は鈍形,横断面の形はⅢ型,向きは斜上,下垂性及び長さは中,幅はやや広,全葉数は 6,下位葉数は 2である。花序の型は複総状,分枝回数は1回,無限花序の性質は無,花序の長さは長,幅はやや狭,花数は多,花茎の長さ,幅及び強さは中である。花型は平,花の横径及び縦径は小,花全体から受ける花色はその他(赤褐色),ドーサル・セパル正面の形は長楕円形,先端の形は鋭形,ねじれは無,ラテラル・セパル及びペタルの形は長楕円状披針形,先端は鈍形,ねじれは無,リップ正面の形はⅥ型,先端の形は腎臓形,側裂片の大きさはかなり小,長さは短,幅は狭である。ドーサル・セパル,ラテラル・セパル及びペタルの地色は赤茶(JHS カラーチャート0715),斑の色は浅黄(同2504),斑の模様は爪斑,リップは黄白(同 2701)の単色である。カルスの色は赤紫色,カルス周辺の色は穏赤紫である。花の香りは弱,開花期は不定期である。 「シャーリーベイビー スウィートフラグランス」と比較して,セパル及びペタルの地色が赤茶であること,斑の模様が爪斑であること,リップの色が黄白の単色であること,花の香りが弱いこと等で区別性が認められる。」
 
「登録品種の育成経過の概要」は次の通りです
「この品種は,出願者が昭和63年に「シャーリーベイビー スウィートフラグランス」のメリクロン苗をフラスコで導入して栽培し,平成2年に開花した中に花色の異なる個体を発見し,以後,増殖を行いながらその特性を確認して育成を完了したものである。」
 
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館


2014年9月21日日曜日

カニステル Canistel 

アカテツ(赤鉄)科、オオミアカテツ(大実赤鉄)属
学名:Pouteria campechiana
生育地:中米
形態:常緑、小高木、10m
果物です
果物としての別名:エッグフルーツ、クダモノタマゴ
しかし、栽培をしてもなかなか売り物にならず、沖縄の栽培農家は「金捨てる」とぼやいたそうです
今は売れているようです
2014年8月30日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
2013年7月6日、同所
 
 

ヒオウギアヤメ 檜扇菖蒲

アヤメ科、アヤメ属
学名:Iris setosa
名前の由来:葉が檜扇に似ているので
檜扇とは、ヒノキの薄板を重ねた扇で、昔、貴人が使いました
生育地:北海道から中部地方、中国東北部、東シベリア、北アメリカ
場所:深山の湿原
形態:多年草
アヤメは、花びらの根元に網目が入っています
2013年7月31日、長野県小谷村・栂池高原
 
 
 

オンシジウム・イッサク・ナガタ・ヴォルカノ・クイーン Oncidium Issaku Nagata 'Volcano Queen'

ラン科、オンシジウム属
多分、イッサク・ナガタさんの作品なのでしょう
2013年12月10日、大阪市・咲くやこの花館