2015年5月9日土曜日

チューリップ・紅豊 べにゆたか

ユリ科、チューリップ属
1997年に農水省に登録した品種です。
参考までに登録した時の「特性の概要」全文を以下に掲載します。
この品種は,「ママサ」に「ギャラント レディー」を交配して得られた実生の中から選抜,育成されたものであり,花色は濃赤で大輪の切り花用及び花壇用である。  草型は普通型,草丈は45.1cm以上,茎の太さは太,茎の長さは50.1cm以上,脚長は3.1~3.5cm,茎の色は緑,節間長は長である。葉形は狭,葉縁の波打ちは小,葉巻きは中,葉長は27.1~29.0cm,葉幅は11.1~13.0cm,葉色は緑,葉数は3,葉の着生角度はやや立である。花形は円筒,花容は一重,花の長さは7.1~8.0cm,花径は8.1~9.0cm,外花弁外側色は濃赤(JHS カラーチャート0408),花底部色は黒(同ー05),花底部色の形はa型,斑入りの形状は無,外花弁の長さは8.1~ 9.0cm,幅は5.6~6.0cm,内花弁及び外花弁先端の形はb型,花柄の長さは20.1~24.0cm,太さは7.1~7.5mmである。開花期は晩生,開花期間は長である。  「イル ド フランス」と比較して,草丈が高いこと,葉長が長いこと,葉色が緑であること,外花弁の長さが長いこと等で区別性が認められる。(以上)
登録申請したのは、チューリップの本場富山県の17名の連名です。
2014年4月22日、浜松市・ガーデンパーク


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