2015年5月16日土曜日

ヤマコウバシ 山香ばし

クスノキ科、クロモジ属  
学名: Lindera glauca
別名:モチギ、ヤマコショウ、ショウブノキ、ショウガノキ
名前の由来:葉を揉んだり、枝を折ると良い香りがするので
生育地:関東以西の本州、四国、九州、朝鮮、中国
場所:山地、丘陵地
タイプ:落葉、低木、最大6m
2014年7月21日、神戸森林植物園

「雌雄異株で、日本では雌株しか見つかっていない。それまでクスノキ科が単為生殖するという例は見つかっていなかったが、花序に袋をかけたり、雌花の柱頭を切り取るなど、雌株を花粉の付かない状態にして実験した結果、確かに日本のヤマコウバシでは雌花だけで結実することが確認された。ヤマコウバシがどのような経緯で単為生殖をおこなうようになったのか、そのメカニズムなどはまだわかっていない。」(西田佐知子「クスノキ科 その混乱した分類と、分子系統やクチクラ形質を使いもつれた糸をほどく試み」)
2015年8月22日、京都府立植物園
 
 
2015年11月21日、神戸森林植物園
 
 
この時期でも葉が落ちません
「落ちない」ので、受験生のお守りだそうです
2016年3月12日、京都府立植物園
 

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