ムクロジ科、カエデ属
学名:Acer sieboldianum 'Otonashi Gawa'
コハウチワカエデ系です
大分県の酒見氏が2009年に農水省に品種登録しました
登録品種の植物体の特性の概要は以下のの通りです
「樹形は枝垂、樹高は中、樹皮の色は灰、樹幹の表面の状態は平滑、樹皮の光沢は無、枝の太さは中、1年枝の色1は紅、1年枝の色2は紅、古枝の色は灰、新梢の毛の有無は有、分枝性は側芽が強く伸びる、分枝性の粗密は中、節間長は中、単葉か複葉かの区別は単葉、単葉の全体の形は円形、裂片の数の変化は無、単葉の裂片数は7~11裂、裂片の切れ込みの深さは中、裂片の形は狭卵形、裂片の状態は平、葉の鋸歯の形1は重鋸歯、葉の鋸歯の形2は鈍細鋸歯、裂片の鋸歯の規則性は規則正しい、葉の先端の形は鋭尖頭、葉の基部の形は心臓形、単葉の長さは中、単葉の幅は中、単葉の厚さは中、幼葉の色は144A、成葉の色1は144B、成葉の色2は139A、葉色の季節変化は無、紅葉の色は59A、裏面と表面の色の比較は同色、斑の有無は無、表面の毛の有無1は有、裏面の毛の有無1は有、葉脈の粗密性は中、葉柄の長さは中、葉身長と葉柄長との比較は長、葉柄の太さは中、葉柄の色は紅、葉柄の毛の有無は有、花序の形は散房状円錐、室部の形は球形、展開期1は中、開花性は易、虫害抵抗性は中である。(カラーチャートはRHSを使用)出願品種「音無川」は、対照品種「A. sieboldianum Miq.」と比較して、樹形が枝垂であること、紅葉の色が59Aであること等で区別性が認められる。」
音無川は和歌山県の熊野本宮大社付近を流れる川です
2015年5月2日、宇陀市・カエデの郷
0 件のコメント:
コメントを投稿