イネ科、ヒゲシバ亜科、シバ属
学名:Zoysia japonica
別名:シバ(芝)
ここは奈良公園の東の若草山頂上(342m)付近です
奈良公園のシカはここまで登ってきます
黒い塊はシカの「落し物」でノシバの栄養となります
それで育ったノシバをシカが食べます
少しでも背が高くなるとシカが食べますから、きれいな芝生となっています
広大な奈良公園・若草山で芝刈り機は不要です
原産地:日本
この付近が近畿地方で唯一のノシバの自生地です
「ノシバの種は堅い殻に覆われており、シカがシバの葉と共に種を食べても、シカの歯と胃液による消化などから堅い殻が種を守ります。
ただ守るだけでなく、シカの胃に入ると、胃液と体温(40度程度)で殻は速やかに溶けて発芽できる状態になり、未消化の種は糞とともに山に散布されることにより、ノシバは発芽します。
このサイクルを繰り返し、古来よりこの地で生息してきました。
このため、若草山のシバの生育には自然状態ではシカの存在が不可欠です。」(この部分、Wikipediaをコピー)
2014年5月14日、奈良市・若草山
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