2013年6月30日日曜日

アリオギネ・ヒューゲリー、モンテレイ・ベイ Alyogyne huegelii 'Monterey Bay'

アオイ科、アリオギネ属
学名:Alyogyne huegelii 'Monterey Bay'
園芸品種です
別名:ブルーハイビスカス、ライラック・ハイビスカス、ムラサキアオイ
基本種の原産地:オーストラリア
形態:非耐寒性、低木
2013年4月19日、京都府立植物園
 
 

エビネ(海老根)・各種

ラン科、エビネ属
学名:Calanthe discolor
名前の由来:根の形がエビ(海老)に似ているので
別名:ジエビネ、ヤブエビネ
生育地:日本、朝鮮、中国
形態:多年草
野生種については、準絶滅危惧種に指定されています
2013年5月18日、宇陀市
 
 
2018年4月19日、河内長野市・花の文化園
 
  
2018年5月5日、京都府立植物園
 
 
 

カラスノエンドウ(烏野豌豆)

2012年4月12日、橿原市
 
 
2012年5月18日、大和高田市
 
 
マメ科、マメ亜科、ソラマメ属
学名:Vicia sativa
別名:ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)
葉の先端がくぼみ、矢筈形です
名前の由来:種が黒いので
野豌豆は中国での名称です
原産地:オリエントから地中海にかけての地方
古代には食べていました
現在の生育地:本州から沖縄にかけて
形態:越年草
 
 

2013年6月29日土曜日

ムクゲ(槿)・七彩

アオイ科、フヨウ(ヒビスクス)属
2012年10月14日、交野市・大阪市大植物園
 
 

ツチアケビ(土開実)

ラン科、ツチアケビ属
学名:Cyrtosia septentrionalis
腐生植物の一種です
腐生植物とは、種子植物のうちで、植物体に光合成で自活する能力が無く、菌類に寄生する植物です
ツチアケビはナラタケ(キノコ)と共生します
これは果実です
花は黄色のようです
別名:ヤマシャクジョウ(山錫杖)、ドツウソウ(土通草)
生育地:日本固有種
2012年10月14日、交野市・大阪市大植物園
 
 
2015年9月20日、同所
 
 
2018年10月28日、京都府立植物園
 
 
ギンリョウソウです
 
 
 

スズメノエンドウ(雀野豌豆)

マメ科、ソラマメ属
名前の由来:カラスノエンドウより小さいので
田畑や空き地に生えています。
生育地:日本、ユーラシア大陸
2012年4月19日、橿原市

2013年6月28日金曜日

アベルモスクス・マニホット Abelmoschus manihot


アオイ科、トロロアオイ属
Abelmoschus manihot の名札なのですが、それは白い花なのです
2012年10月14日、交野市・大阪市大植物園

ムベ(郁子、野木瓜)

2015年4月25日、大阪市・長居植物園
 
 
 
以上2枚、2018年4月19日、河内長野市・花の文化園
 
 
2012年10月27日、岩出市・和歌山県植物園緑化センター
 
 
アケビ科、ムベ属
学名:Stauntonia hexaphylla
別名:トキワアケビ(常葉通草)
生育地:関東以西、台湾、中国
形態:常緑、つる性、木本

「むべなるかな」という言葉は最近使わないようですが

◇「天智天皇の一言が語源」ムベで街づくり◇   日本経済新聞(2003/12/03)文化面より
 「むべなるかな(いかにももっともなことであるなあ)」
 晩秋、ほのかに甘い赤紫の実のなるアケビ科の低木「ムベ」。この植物の語源が、天智天皇が発せられた一言だったということをご存じだろうか。
 琵琶湖のほとりに位置する滋賀県近江八幡市の北津田町には古い伝説が残っている。蒲生野に狩りに出かけた天智天皇がこの地で、8人の男子を持つ健康な老夫婦に出会った。
 「汝ら如何(いか)に斯(か)く長寿ぞ」と尋ねたところ、夫婦はこの地で取れる珍しい果物が無病長寿の霊果であり、毎年秋にこれを食するためと答えた。賞味した天皇は「むべなるかな」と得心して、「斯くの如き霊果は例年貢進せよ」と命じた。






2013年6月27日木曜日

ペンツィア Pentzia grandiflora

キク科、ペンツィア属
学名:Pentzia grandiflora
生育地:南アフリカ
形態:一年草、60cm
2013年4月19日、京都府立植物園
 
 

アケビ(木通、通草)

2012年10月14日、交野市・大阪市大植物園
 
 
2011年10月23日、交野市・くろんど池
 
 
アケビ科、アケビ属
学名:Akebia quinata
名前の由来:実が自然に開くので、「開け実」
生育地:日本
形態:落葉、つる性、木本
食べられます
 
 
 

サキシマスオウノキ(先島蘇芳木)


アオイ科、サキシマスオウノキ属
学名:Heritiera littoralis
名前の由来:マメ科のスオウと同じような染料が取れるので
生育地:南西諸島、アフリカ、東南アジア、ポリネシア
形態:常緑、15m
この個体は昭和57年に発見されました
日本最大と言われています
推定樹齢350年です
板根(バンコン)の高さは最大で約3メートルあります
軟弱な地盤で大きな木を支えるための根です
2003年6月2日、沖縄県竹富町・西表島
 
 

2013年12月10日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
2015年6月6日、河内長野市・花の文化園
 
 

2013年6月26日水曜日

ブラキカム・パープルスプレンダー

キク科、ヒメコスモス(ブラキカム)属
園芸品種です
原種の原産地:オーストラリア
2013年4月19日、京都府立植物園

ヤマホロシ(山保呂之)

ナス科、ナス(ソラヌム)属
別名:ツルハナナス(蔓花茄子)
ただし、日本原産のヤマホロシとブラジル原産のツルハナナスは別物であり、名前が混同されているようです
さて、これはどちらでしょうか
2013年5月17日、大和高田市・山野草展
 
 

アブチロン・ピーチドロップ Abutilon Peach Drop

アオイ科、イチビ(アブチロン)属
これでほぼ全開です
2013年3月9日、河内長野市・花の文化園
  
 

2013年6月25日火曜日

メキシコサワギク(沢菊)

筒状花が1個だけ残っています
なお、周りの花弁は舌状花といいます
これらはすべて一つ一つの花でキク科の特徴です
2012年11月3日、大阪市・咲くやこの花館
  
 
2016年9月24日、大阪市・咲くやこの花館
  
  
 
2016年5月24日、宇治市植物公園
 
 
筒状花がきれいに見えます
2018年11月14日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
キク科、キオン(セネキオ、セネシオ)属
学名:Senecio confusus
別名:メキシコタイキンギク(堆金菊)、セネキオ・コンフスス、キバナツルギク
英名:Mexican flame vine
生育地:メキシコ
形態:常緑、つる性、木本(多年草とする説もあります)
 
 

イエロー・フォックス

ナスの花に似ています

ナス科、ナス(ソラヌム)属
学名:Solanum mammosum
別名:ツノナス(角茄子)、フォックス・フェイス(狐の顔)
生育地:熱帯アメリカ
タイプ:熱帯では木ですが、日本では冬を越せないので一年草です
2012年10月14日、交野市・大阪市大植物園
 
 

アブチロン・チロリアンランプ

アオイ科、イチビ(アブチロン)属
学名:Abutilon megapotamicum
別名:ウキツリボク(浮釣木)、セッチュウカ(雪中花)
原産地:ブラジル
タイプ:半つる性
2012年11月10日、明日香村
 
 

2013年6月24日月曜日

ハナワギク(花輪菊)

キク科、シュンギク属
クリサンセマム属から変更されました
学名:Glebionis carinata
別名:クリサンセマム・カリナータム(旧学名)
原産地:北アフリカ
タイプ:一年草
葉の見た目はシュンギクそっくりですが、食べると腹をこわすことがあります
2013年4月19日、京都府立植物園
 
 

シロバナジンチョウゲ(白花沈丁花)

ジンチョウゲ科、ジンチョウゲ属
学名:Daphne odra cv. Alba
ジンチョウゲの変種です
名前の由来:香木の沈香のような匂いがあり、丁子の様な花をつけるので
原産地:中国
室町時代に日本に到来しています
タイプ:常緑、小低木、1m
2013年3月22日、橿原市
 
 

ハイビスカス・クベンシス


アオイ科、フヨウ属
生育地:アメリカ・テキサス州、メキシコ
その他の情報は得られませんでした。
2012年10月14日、交野市・大阪市大植物園

2013年6月23日日曜日

ハキダメギク(掃溜菊)

 
キク科、コゴメギク属
学名:Galinsoga quadriradiata
原産地:熱帯アメリカ
タイプ:一年草、60cm
1920年頃に日本に帰化したようです
牧野富太郎博士が世田谷の掃溜めで発見し、この名前をつけました
2012年11月10日、明日香村

ハキダメギクに似たのに、コゴメギクがあります
これはコゴメギクかもしれません
私には判定する力がありません

フジモドキ(藤もどき)

 
ジンチョウゲ科、ジンチョウゲ属
学名:Daphne genkwa Sieb. et Zucc.
別名:チョウジザクラ(丁字桜)(これとは別に桜の種類のチョウジザクラもあります)
生育地:中国、台湾、朝鮮
形態:落葉、低木
2013年4月19日、京都府立植物園
 
 

テカリダケキリンソウ(光岳麒麟草)

ベンケイソウ科、センペルビウム亜科、マンネングサ(セダム)属
学名:Sedum aizoon var. floribundum
別名:テカリダケマンネングサ(光岳万年草)
南アルプスの静岡県と長野県の県境に光岳があり、そこに分布するキリンソウの変種です
光岳の頂上近くに大きな岩がありその岩が麓から見るとテカッテ見えたそうで、テカリダケと名前が付きました
形態:多年草、最大20cm
2013年5月17日、大和高田市・山野草展
 
 
2018年5月5日、京都府立植物園
 
 
 

2013年6月22日土曜日

日本タンポポ、西洋タンポポ

西洋タンポポ
 
学名:Taraxacum officinale
原産地:ヨーロッパ
現在の生育地:日本、南北アメリカ、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、インド
日本へは、1904年に北米から札幌農学校に導入されたという説があります
繁殖力が強く、日本タンポポを駆逐しつつあります
侵略的外来種ワースト100に選ばれています
形態:多年草

日本タンポポとの見分け方は、西洋タンポポでは花の下の総苞片(ビラビラ)が垂れ下がっていることです
2013年3月17日、橿原市
 
 

日本の在来種タンポポ
 
日本タンポポでは垂れ下がっていません
学名:日本の在来種にも各種あり(例えば、カントウタンポポ、カンサイタンポポ)、これの種名は分かりません
2013年4月3日、岡山市・半田山植物園
 
 
セイヨウタンポポの種子です
2017年4月2日、橿原市
 
 

ガジュツ 我朮

ショウガ科、ウコン(クルクマ)属
学名:Curcuma zedoaria
ガジュツは、中国語そのままです
別名:ムラサキウコン
紫ウコンは、葉の中心の筋が紫色をしているということです
さて、この写真で紫色を感じ取れますでしょうか
生育地:ヒマラヤ
日本では、沖縄、屋久島などで薬用に栽培されています
根茎が生薬として利用され、芳香健胃作用があります
形態:多年草
2012年10月14日、交野市・大阪市大植物園
 
 

タマツヅリ(玉綴)

ベンケイソウ科、センペルビブム亜科、マンネングサ(セダム)属
学名:Sedum morganianum
別名:タマスダレ(玉簾)
英名:Donkey tail
生育地:メキシコ
形態:常緑、多肉植物、宿根草、最大1.2m
2013年4月3日、岡山市・半田山植物園
 
 

2013年6月21日金曜日

モモイロタンポポ(桃色蒲公英)

キク科、フタマタタンポポ(クレピス)属
(タンポポはタンポポ属です)
学名:Crepis rubra
別名:センボンタンポポ(千本)
生育地:イタリア南部、バルカン半島
形態:秋まき一年草、最大40cm
2013年4月19日、京都府立植物園
 
 
これは花が開ききらない品種のようです
2016年3月29日、京都府立植物園
 
 

ツルムラサキ(蔓紫)

ツルムラサキ科、ツルムラサキ属
学名:Basella alba
原産地:東南アジア
野菜です
栄養価が高いです
粘り気があります
何時、どこで食べたか記憶にありませんが、粘り気があったのを憶えています
宮城、福島、山形、埼玉で栽培出荷されているそうですので、子供の時に食べたのかもしれません
モロヘイアと混同している人もおりますが、モロヘイアはアオイ科の別の植物です
2012年10月14日、交野市・大阪市大植物園
 
 
モロヘイアです