2013年4月30日火曜日

カシュウイモ(何首烏芋)

ヤマノイモ科、ヤマノイモ(ディオスコレア)属
学名:Dioscorea bulbifera f. domestica 
別名:宇宙芋、ケイモ

英名:Air potato, Aerial yam, Potato yam
名前の由来:この芋の形が、ツルドクダミの根に似ています

ツルドクダミの中国名が、何首烏です
何首烏は、唐代の人でツルドクダミの根を服薬して長寿だったと言われています
生育地:中国
中央にあるのは花だと思います
2012年10月14日、交野市・大阪市立大学植物園
 
 
 

別名:宇宙芋
ロープは人間が張ってあげました
大きなムカゴができています
最大2Kgにもなります
これが宇宙芋の由来です
食べられます
ムカゴとは、茎が肥大化したものです
これを植えると発芽します
種子ではありません
種子は別にできます
2015年11月3日、京都府立植物園
 
 
 2016年8月30日、京都府立植物園
 
 
 
2017年9月23日、京都府立植物園
 
 

スイレン(睡蓮)・オールモストブラック

訳すと、「殆ど黒」となります。
1996年に作られました。
温帯睡蓮です。
交野市・大阪市立大学植物園、2012年10月14日


アタゴカキ(愛宕柿)

カキノキ科、カキノキ属
主産地:愛媛県・徳島県
先が尖った形が特徴です
吊るし柿とします
2012年11月25日、天理市・山辺の道・農家の臨時売店

カキは実がなる年とならない年が交互に来ます
これを隔年結果といいます
原因は色々ありますが、その一つは栄養配分の問題です
果実を沢山つけると養分は果実の成長に多く使われ、翌年の花芽形成に養分が回らなくなるということです
 
 

2013年4月29日月曜日

スイレン(睡蓮)・ピグマエア・ヘルボラ Nymphaea Pygmaea Helvola

スイレン科、スイレン属
学名:Nymphaea Pygmaea Helvola
1879年生まれの園芸品種です
温帯性スイレンの中で小型のものを姫スイレンと言いますがこれもその一つです
交野市・大阪市立大学植物園、2012年10月14日

アボカド Avocado

2013年4月3日、岡山市・半田山植物園
 
 
スーパーでも売っています
2012年11月24日
 
 
クスノキ科、ワニナシ属
学名:Persea americana
名前の由来:ナワトル語(中央アメリカの現地人の言葉)で睾丸の意味があるという俗説がありますが、違うようです
別名:ワニナシ(鰐梨)
実の皮が鰐の肌に似ているので英語で alligator pear と呼びます
原産地:中央アメリカ
形態:常緑、高木、30m
 
 

2013年4月28日日曜日

クワズイモ 食わず芋

サトイモ科、クワズイモ(アロカシア)属
学名:Alocasia odora

生育地:日本の四国南部・九州南部・沖縄、中国南部、台湾以南のアジア
形態:常緑、多年草
芋には毒があり食べられません
一種の観葉植物です
2012年12月1日、大阪市・長居植物園
 
 


 

スイレン(睡蓮)・アンドレアナ Nymphaea Andreana

スイレン科、スイレン属
1895年生まれの園芸品種です
温帯スイレンです
2012年10月14日、交野市・大阪市立大学植物園
 
 

ドリアン

一か所にまとめました
 
 

2013年4月27日土曜日

キョウイモ 京芋

サトイモ科、サトイモ属
サトイモは一般的に小芋を食べますが、キョウイモは親芋を食べます
大きい筈です
名前の由来:京都の芋料理はおいしいのでそれにあやかるように
一般的な産地:宮崎県
サトイモの原産地:インド・東南アジア・中国南部
2012年12月2日、明日香村・あすか夢販売所
 
 

スイレン(睡蓮)・インナーライト

スイレン科、スイレン属
もうすぐ開くところです
1997年に作られた品種です
名前の由来:日中開いて、夜に閉じる(睡眠する)ので
スイレンには、温帯スイレンと熱帯スイレンがあります
温帯スイレンはすべて昼咲きですが、熱帯スイレンは昼咲きと夜咲きに分かれます
交野市・大阪市立大学植物園、2012年10月14日

マンゴー Mango

この中に、雌花、雄花、両性花があります
2016年3月12日、京都府立植物園
 
 
2018年4月29日、神戸市・布引ハーブ園
 
 
2013年4月3日、岡山市・半田山植物園
 
 
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
2018年6月16日、京都府立植物園
 
 
宮崎産は高くて手が出ませんので、メキシコマンゴーを買ってきて食べました
ウルシと同じ成分を持っていますので、かぶれることもあるそうです
2013年4月18日
 
  
ウルシ科、マンゴー属
学名:Mangifera indica
原産地:インド・インドシナ半島
形態:常緑、高木、40m
 
 
アフリカのマンゴーの絵を布にプリントしたものです
私の部屋の壁の装飾です
MWEMBE TAYARI は、マンゴーが食べごろだよ(時期を逃すな)という意味のようです 
ケニアの地名でもあります
 
 
 

2013年4月26日金曜日

キクイモ(菊芋)

キク科、ヒマワリ属
原産地:北米
名前の由来:キクに似た花をつけ芋が取れるので
輪島市、2012年10月12日


日本には、江戸時代末期に伝来しました。
明日香村・あすか夢販売所(明日香村の農産物の直売所)、2012年12月2日
食べていません。
写真を撮っただけです。

イヌサフラン

イヌサフラン科、イヌサフラン属
学名: Colchicum autumnale
別名:コルチカム
原産地:ヨーロッパ中南部・北アフリカ
形態:球根植物
アヤメ科のサフランに似てはいますが、全く別の種類です
毒草です
花後に葉が出てきます
2012年10月12日、輪島市・阿岸本誓寺
 
 
2018年9月25日、京都市・武田薬品薬用植物園
 
  
2018年10月14日、奈良県河合町・馬見丘陵公園
 
 
 
八重の園芸品種でしょう
2014年10月19日、奈良県河合町・馬見丘陵公園


 
 

ウルシ(漆)

(ハゼノキかもしれません)
ウルシ科、ウルシ属
ウルシの学名:Toxicodendron vernicifluum
名前の由来:麗し(うるわし)、または、潤し(うるおし)
生育地:アジア
2012年11月12日、橿原市・耳成山
 
 
ウルシは、他の種類の樹木が側にあると成長できません
そこで、ウルシだけの林を作ります
そうするとこんなに太く育ちます
幹に傷をつけて樹液を取り、それを漆塗りの材料とします
2012年10月11日、輪島市・輪島塗の工場
 
 

2013年4月25日木曜日

ショクヨウホオズキ(食用鬼灯、酸漿)

ナス科、ホオズキ属
オーストリア・ハルシュタット、2007年7月25日
この頃は、植物に格別の興味はありませんでしたが、道路脇にホオズキがあり珍しいと思い写真を撮りました

なんと、その2時間後ランチのデザートにホオズキが出てきました
少し苦く、酸っぱく、甘かったです
おいしいとは思いませんでしたが、口に入れた分は食べました

インターネットで調べたら日本でも栽培されています

マタタビ(木天蓼)

マタタビでしょう。
輪島市・朝市、2012年10月11日
観光客が面白がって買うのでしょう。
マタタビ科、マタタビ属
名前の由来:アイヌ語の「マタタムブ」からきたと言うのが有力な説です。
マタは冬で
タムブは亀の甲という意味(果物を表す)と、手土産の意味があります。
俗説で、疲れた旅人がこの実をひとつ食べると元気が出て又旅を続けることができたというのがあります。

トリカブト(鳥兜)

キンポウゲ科、トリカブト属
トリカブトは、トリカブト属の総称です
トリカブトの仲間、例えばヤマトリカブトなどは、日本に約30種類自生しています
これは〇〇トリカブトです
名前の由来:花の形が日本古来の鳥兜に似ているとか、鶏の鶏冠に似ているとか
猛毒があり、山菜取りの人が他の食べられる野草と間違えて食べて死ぬこともあります
桜井市・談山神社近く、2012年11月10日

2013年4月24日水曜日

ホオズキ(鬼灯、酸漿)

ナス科、ホオズキ属
学名:Physalis alkekengi var. franchetii
名前の由来:果実を鳴らして遊ぶ子供たちの頬の様子を、「頬突き」と言いました
鬼灯は、中国語で小さな赤い提灯を意味します
原産地:東南アジア・南欧・アメリカ
タイプ:多年草、80cm
橿原市、2012年5月28日

石川県志賀町、2012年10月10日


ローソンヒノキ

ヒノキ科、ヒノキ属
学名:Chamaecyparis lawsonia
英名:Lawson's Cypress
この種を発見し持ち帰ったイギリスの種苗場の名に由来します
Port-Orford Cedar
これが発見されたアメリカ・オレゴン州の地名
別名:ベイヒ(米檜)
生育地:アメリカの太平洋岸
場所:谷地や小川に沿って
タイプ:常緑、高木、最大60m
この個体は、昭和15年に植えたそうです
植物園は大正12年に開園しています
京都府立植物園、2013年4月19日
 

オキナグサ 翁草

2013年3月24日、奈良市・春日大社万葉植物園
 
 
2019年5月25日、京都市・京都薬科大学
 
 
キンポウゲ科、オキナグサ属
学名:Pulsatilla cernua
名前の由来:白く長い綿毛がある果実の集まった姿を老人の頭にたとえました
別名:ネコグサ
生育地:日本・朝鮮・中国
形態:多年草
有毒植物で、汁液で皮膚がかぶれることもあります
漢方の材料になります
上手に使えば、少量の毒は薬となります 
 
 
 

2013年4月23日火曜日

アスナロ(翌檜)

ヒノキ科、アスナロ属
アスナロ属にはこの1種のみです

学名:Thujopsis dolabrata
名前の由来(俗説):明日はヒノキになろう
ヒノキに比べると劣るのでしょう
 
輪島市・朝市、2012年10月11日
苗を売っていました
別名:各地で色々ありますが、石川県ではアテ
写真に「档」の字があります
これを「アテ」と読むのでしょう
生育地:日本のみ、北海道南部から九州にかけて
タイプ:常緑、針葉樹、30m
 
 
2017年6月9日、京都府立植物園
 
 
  
2012年10月6日、橿原市・香久山・万葉の森 
 
 
 

ユキワリイチゲ 雪割一華

2013年3月9日、河内長野市・花の文化園
 
 
2018年2月16日、京都府立植物園
 
 
キンポウゲ科、イチリンソウ(アネモネ)属
学名:Anemone keiskeana
keiske は、伊藤圭介のことで、出島のオランダ人シーボルトに植物学を学んだ人です
名前の由来:雪のある地方では、残雪の中に花を咲かせます
生育地:近畿地方以西の本州・四国・九州
場所:林の中、渓流沿いなど
形態:多年草、30cm
 
 
 

2013年4月22日月曜日

ヨメナ(嫁菜)

シラヤマギクの別名がムコナ(婿菜)でしたが、対するこれが嫁菜です。
キク科、シオン属
原産地:日本
橿原市・香具山、2011年11月23日

レイランドヒノキ(檜)

 
ヒノキ科、レイランドヒノキ属
学名:x Cupressocyparis leylandii
別名:レイランドサイプレス、クプレッソキパリス・レイランディ
モントレイトスギとアラスカヒノキの雑種です
モントレイトスギとアラスカヒノキの生育地は全く別です
イギリスの銀行家レイランド氏の関係者の管理する庭園にこの両者を植えたところ偶然に交配して生まれたものです
タイプ:常緑、高木、25m
大阪市・長居植物園、2012年12月1日

 

シュウメイギク 秋明菊

2012年10月10日、石川県・志賀町
 
 
2017年9月23日、京都府立植物園
 
 
キンポウゲ科、イチリンソウ(アネモネ)属
イチリンソウは和名、アネモネは洋名
学名:Anemone hupehensis var. japonica
原産地:中国
日本へは、古い時代に帰化しております
形態:多年草
 
 

2013年4月21日日曜日

2013年4月20日土曜日

クリヤマハハコ(栗山母子)

キク科、ヤマハハコ属
学名:Anaphalis sinica var. viscosissima
名前の由来:栃木県・栗山村で発見されました
生育地:栃木県、群馬県
場所:山地の草原
形態:多年草、最大15cm
2012年11月3日、大阪市・咲くやこの花館