2013年12月15日日曜日

タイワンスギ 台湾杉

 
2013年4月19日、京都府立植物園
 
 
ヒノキ科、タイワンスギ属
一属一種です
学名:Taiwania cryptomerioides
生育地:台湾、中国、ベトナム、ミャンマー
形態:常緑、高木、50m以上
1904年に発見されました
 
「・葉は手で触れないほどチクチクする。長さは5~15mmほどであり、木が若いうちは短めだが、樹齢を経ると長い葉が生じる。枝は日本のものよりやや広めに開き、樹形は円錐形になる。
・雌雄同株で花が咲き、実ができる。実は直径1センチほどで短い棘に覆われる。実の中には翼のある種子が入っており、これを蒔けば増やすことができるものの、実がなるような木になるには100年以上かかるため、通常は挿し木で増やす。
・タイワンスギの幹は茶褐色で、樹齢を重ねると日本のスギと同じように樹皮が縦に剥がれ落ちる。直径は大きなものでは2mを超えるが、成長は非常に遅い。その分、材は緻密で耐久性があり、棺桶、天井板、板戸などの建材やテーブルなどの家具に利用される。また、近年ではこの材でバイオリンを作る試みもある。」(庭木図鑑のサイトより)
 
 
 

0 件のコメント: