2013年7月24日水曜日

アカメガシワ(赤芽槲、柏)

トウダイグサ科、アカメガシワ属
学名:Mallotus japonicus
名前の由来:新芽が写真のように赤く、葉がカシワのように大きくなるので
生育地:東アジア
これは、雄花です
雌雄異株です
アリが写っていますが、葉の付け根に蜜を出す蜜腺があります
集まってきたアリは蜜を吸いながら、蛾などが葉に産みつけた卵や、孵化したばかりの毛虫などを巣に持っていってくれます
蜜は、アリのパトロールに対する報酬です
2012年6月22日、橿原市
 
 
雌株の雌花です
2012年6月20日、橿原市
 
 
雌花が種を育成中です
2012年7月11日、橿原市
  
  
実です
2013年8月25日、橿原市
  
  
葉柄が異常に長いです
手前下の大きな葉の右下に長いのが見えます
これだけ長いと少しの風でも葉が揺れます
揺れると、二酸化炭素を気孔を通して葉の中に多く取り込めます
光合成が多くできるようになります
また、下の方の葉は茎を長く伸ばして、上の葉の日蔭から脱出して太陽に当たるようにしているのです
更に、右側が道路で林の縁に生えています
林中では生活できません
(では、他の植物はなぜ真似をしないのでしょうか?)
2014年7月4日、橿原市
  
  
2013年11月27日、橿原市・香久山万葉の森
  
 

0 件のコメント: