2013年7月30日火曜日

ガジュマル

クワ科、イチジク(フィカス)属
学名:Ficus microcarpa
名前の由来:沖縄方言の「絡まる」
生育地:日本では、屋久島・種子島以南。台湾・中国南部・インドからオーストラリアにかけて
形態:常緑、高木、20m
沖縄では、ガジュマルの大木にはキジムナーという妖精が住んでいると伝えられています
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
ぶら下がっているのは気根です
だんだん伸びて地面に付くと太くなりますが、それが左の幹かと思うような状態になります
沖縄国際海洋博覧会は1975年に開催されました
その時に植えた個体でしょうか
41年が経過しました
2016年4月12日、沖縄県本部町・海洋博公園
 
 
2000年4月、タイ・アユタヤ
ガジュマルは気根を出して何でも絡めとります
 
1752年、アユタヤはタイの首都でしたが、隣国ビルマ(現ミャンマー)から攻撃され破壊しつくされました
その時、全ての仏像の首が切られ、たまたまガジュマルの根元に残されたものがこんな形で今に伝えられています
不思議なのは、何故仏教徒のビルマ人が仏像の頭をちょん切ったのかです
 
 
小川忠「インドネシア、多民族国家の模索」より
 
 
 

オベサ Euphorbia obesa

トウダイグサ科、トウダイグサ(ユーフォルビア)属
学名:Euphorbia obesa
英名:バスケットボール・プランツ
個体によっては丸々としてバスケットボールに似ているようです
生育地:南アフリカ
場所:低い潅木と小石が散在する丘陵地帯に自生しています
2013年4月3日、岡山市・半田山植物園
 
 

サボテン・カイオウマル(海王丸)

サボテン科、ギムノカリキウム属
園芸品種です
学名:Gymnocalycium denudatum Pfeff. cv.
原種の原産地:パラグアイ
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
 
 

2013年7月29日月曜日

ベンジャミナ・ゴールドラッシュ

クワ科、イチジク(フィカス)属
新葉が黄色いのが特徴で、それを金色に感じゴールドラッシュとしたのでしょう。
2013年6月8日、奈良県河合町・馬見丘陵公園
 
 

ユーフォルビア・ミリー・タナナリバエ Euphorbia milii Desmoul var. tananarivae Leandri.

 
 トウダイグサ科、トウダイグサ(ユーフォルビア)属
学名:Euphorbia milii Desmoul var. tananarivae Leandri.
別名:キバナハナキリン(黄花花麒麟)
花弁の様に見えるのは苞です
中心が花ですが、それが黄色なのでしょうか
と思いましたが、苞が黄色いのがあり、このピンクはその変種です
生育地:マダガスカル
タイプ:常緑、多年草、又は低木、2m
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
 
 

ゲッカビジン 月下美人

 
サボテン科、クジャクサボテン(エピフィルム)属
日本のクジャクサボテン属の多くは園芸上の交配種が多いですが、これは原産地から導入された原種のままです
学名: Epiphyllum oxypetalum
2012年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
  
 
果実です
見た目はドラゴンフルーツとは違いますが、中は似ています
2014年8月30日、大阪市・咲くやこの花館
 
 

2013年7月28日日曜日

ベンジャミナ・スターライト Ficus benjamina 'Starlight'

クワ科、イチジク(フィカス)属
ベンジャミナの斑入りの園芸品種です
2012年10月27日、岩出市・和歌山県植物公園緑化センター
 
 
これの名札は「シダレガジュマル・スターライト」でした
学名:Ficus benjamina 'Starlight'
別名:ベンジャミン、ベンジャミンゴム
原産地:インドから東南アジアにかけて
2016年11月2日、京都府立植物園
 
 

アオサンゴ(青珊瑚)

トウダイグサ科、トウダイグサ(ユーフォルビア)属
学名:Euphorbia tirucalli
別名:ミドリサンゴ、石油の木、ミルクブッシュ、ユーフォルビア・ティルカリー、フィンガーツリー、ペンシルツリー
葉は無く、茎だけです
小さな葉が付きますがすぐに落ちてしまいます
枝を折ると白い乳液が出、それから石油の代用品が得られます
生育地:東アフリカ
2013年4月3日、岡山市・半田山植物園
 
 

樹高7mにもなるといいますから、もう少し伸びるでしょうか
2014年4月23日、京都府立植物園
 
 

クジャクサボテン(孔雀仙人掌)

サボテン科、クジャクサボテン(エピフィルム)属
別名:オーキッド・カクタス(Orchid cactus)
原産地:中南米
複雑な交配を経た園芸種です
葉に似た茎は葉状茎といいます
2013年5月13日、橿原市
 
 

2013年7月27日土曜日

ベンジャミナ

クワ科、イチジク(フィカス)属
クワ科には、40属、1000種以上あり、名前の知られたものには、桑、イチジク、インドゴムノキ、ガジュマルなどがあります。
イチジクは和名で、フィカスは英名です。ラテン語読みでフィクスという場合もあります。
イチジク属には、800種以上あります。
イチジク属は傷をつけるとゴムを含む乳液を出します。
イチジクの白い汁もそれに似たものです。

別名:ベンジャミン
ベンジャミナは、ホルムアルデヒド、アンモニアなどの化学物質を除去する性質がある観葉植物です。
原産地:インド、ネパール
2012年12月1日、大阪市・長居植物園

ケショウボク 化粧木

2013年4月19日、京都府立植物園
 
 
2018年5月5日、同所
 
 
トウダイグサ科、ダルシャンピア(ダレカンピア)属
学名:Dalechampia roezliana
別名:フウチョウガシワ、ダルシャンピア・レーツリアナ
生育地:メキシコ
形態:常緑、小低木、30cm
花はピンクの苞葉の下に隠れており、目立たない花です
観葉植物としての位置付けが大きいです
 
 
ポインセチア・アイスパンチです
https://613613nin.blogspot.com/2015/03/blog-post_34.html
 
 

サボテン・青の洞門

サボテン科
情報が全くありません
2013年4月3日、岡山市・半田山植物園
 
 

2013年7月26日金曜日

ベンガルヤハズカズラ(矢筈葛)

キツネノマゴ科、ヤハズカズラ(ツンベルギア)属
学名:Thunbergia grandiflora
別名:ツンベルギア・グランディフロラ
英名:Sky vine
生育地:インド、東南アジア
ベンガル地方とは、インドとバングラデシュにまたがる地方です
2012年5月20日、宇治市植物公園
 
 
全体の姿です
下から伸びていって、垂れ下がっています
2016年4月12日、沖縄県本部町・海洋博公園・熱帯ドリームセンター
 
 
斑入りの種類です
2012年11月3日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
 

キャッサバ

一か所にまとめました
http://613613nin.blogspot.jp/2014/12/blog-post_34.html

サボテン・オオガタホウケン(仙人掌・大型宝剣)

サボテン科、ウチワサボテン亜科、ウチワサボテン(オプンティア)属
学名:Opuntia ficus-indica
英名:Indian fig, OPricky pear
原産地:中米
場所:岩の多い乾燥地帯
タイプ:多年草、5m
これぞ仙人掌という感じです
果実を食用とします
2013年4月3日、岡山市・半田山植物園
 
 

2013年7月25日木曜日

エランテムム属の一種 Eranthemum

キツネノマゴ科、ルリハナガサ(エランテムム)属
別名:ルリハナガサ(瑠璃花笠)、ブルーセージ
生育地:インド
形態:非耐寒性、多年草
植物園での名札がタイトルの通りです
2013年4月19日、京都府立植物園
 
 

オオバベニガシワ(大葉紅柏、槲)

トウダイグサ科、アミガサギリ属
学名:Alchornea trewioides
別名:オオバアカメガシワ(大葉赤芽槲)
原産地:中国
タイプ:落葉、低木
赤い色はアントシアニンという色素によります
この葉には葉緑素もありますがアントシアニンが勝っているため、赤くなります
何故アントシアニンが多いかというと、それで太陽光をさえぎり未だか弱い葉緑素を守っているのです
いわば、日焼け止めクリームのようなものです
2012年4月17日、橿原市

1ヶ月もすると何の変哲も無い色になります。
2013年5月16日、橿原市


サボテン・キンシャチ 金鯱

サボテン科、タマサボテン(エキノカクタス)属
学名:Echinocactus grusonii
生育地:メキシコ
金鯱はサボテンの王様とも言われています
その生まれたての赤ちゃん王子です
2012年11月3日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
2012年11月3日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
花が咲くのに20年かかるといわれています
この金鯱の推定年齢は55歳です
2012年10月27日、岩出市・和歌山県植物公園緑化センター
 
 
花の断面と種を展示していました
2013年3月9日、河内長野市・花の文化園
 
 

植物園ではキンシャチを色々な工夫をして見せてくれます
維管束とは、植物体の全体に亘ってその内部を貫き、役割としては液体(主に水や養分)の運搬と植物体の物体的な支持です
2015年11月27日、大阪市・咲くやこの花館
 
 

2015年12月12日、京都府立植物園 
 
 

2013年7月24日水曜日

ジョウゴバナ 上戸花

2013年4月19日、京都府立植物園
 
 
2017年6月9日、同所
 
 
キツネノマゴ科、ヘリトリオシベ(クロサンドラ)属
学名:Crossandra infundibuliformis
別名:ヘリトリオシベ(縁取雄蕊)、クロサンドラ、キツネノヒガサ(狐の日傘)
生育地:インド南部、スリランカ
タイプ:常緑、低木(又は、多年草)
 
 

アカメガシワ(赤芽槲、柏)

トウダイグサ科、アカメガシワ属
学名:Mallotus japonicus
名前の由来:新芽が写真のように赤く、葉がカシワのように大きくなるので
生育地:東アジア
これは、雄花です
雌雄異株です
アリが写っていますが、葉の付け根に蜜を出す蜜腺があります
集まってきたアリは蜜を吸いながら、蛾などが葉に産みつけた卵や、孵化したばかりの毛虫などを巣に持っていってくれます
蜜は、アリのパトロールに対する報酬です
2012年6月22日、橿原市
 
 
雌株の雌花です
2012年6月20日、橿原市
 
 
雌花が種を育成中です
2012年7月11日、橿原市
  
  
実です
2013年8月25日、橿原市
  
  
葉柄が異常に長いです
手前下の大きな葉の右下に長いのが見えます
これだけ長いと少しの風でも葉が揺れます
揺れると、二酸化炭素を気孔を通して葉の中に多く取り込めます
光合成が多くできるようになります
また、下の方の葉は茎を長く伸ばして、上の葉の日蔭から脱出して太陽に当たるようにしているのです
更に、右側が道路で林の縁に生えています
林中では生活できません
(では、他の植物はなぜ真似をしないのでしょうか?)
2014年7月4日、橿原市
  
  
2013年11月27日、橿原市・香久山万葉の森
  
 

クレオメ Cleome hassleriana

フウチョウソウ(風蝶草)科、クレオメ属
学名:Cleome hassleriana
別名:スイチョウカ(酔蝶花)、セイヨウフウチョウソウ
英名:Spider flower (スパイダーフラワー)
スイチョウカ(酔蝶花)の由来:蕾の頃はピンクで、開花するに従って白っぽくなるのでスイフヨウ(酔芙蓉)と同じ趣旨で
という説明があるサイトに載っており、危うく信用してしまうところでしたが、スイフヨウは逆で白からピンクに変わります
生育地:熱帯アメリカ
タイプ:一年草、120cm
長く伸びているのは、雌しべ、雄しべです
2012年10月27日、岩出市・和歌山県植物公園緑化センター
 
 
2017年10月31日、宇治市植物公園

 
 

2013年7月23日火曜日

プセウデランテマム・ラクシフロラム Pseuderanthemum laxiflorum

2013年3月9日、河内長野市・花の文化園
 
 
2014年4月5日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
2018年10月12日、河内長野市・花の文化園
 
  
キツネノマゴ科、ルリハナガサモドキ(プセウデランテマム)属
別名:アメジストスター、パープルスター
生育地:フィジー諸島
形態:常緑、低木、1m
 
 

キャットテール(猫の尾)、ベニヒモノキ(紅紐の木)

キャットテール(キャッツテール)
トウダイグサ科、エノキゲサ(アカリファ)属
学名:Acalypha hispaniolae、またはAcalypha chamaedrifolia、又はAcalypha reptans
英名:Cat's tail,Summer love
原産地:西インド諸島
タイプ:常緑、多年草、20cm
2012年10月27日、岩出市・和歌山県植物公園緑化センター

ベニヒモノキ
トウダイグサ科、エノキゲサ(アカリファ)属
学名:Acalypha hispida
別名:アカリファ・ヒスピダ
英名:Fox tail
生育地:西インド諸島
タイプ:常緑、低木
2012年5月27日、大阪市・咲くやこの花館