2018年12月25日火曜日

シモコシ 霜越

キシメジ科、キシメジ属
学名:Tricholoma auratum
別名:キタケ、シモタケ
名前の由来:霜が降りる寒い時期に生えます
 
「日本において中毒例は1件も報告されていないが、ヨーロッパでは当時食用とされていたT.equestre(シモコシ・キシメジの近縁種、または同種)による死者を含んだ食中毒がいくつか報告された。中毒者は12名、そのうち3名が死亡している。
 中毒のメカニズムはこのキノコに含まれる毒成分により骨格筋が融解し、筋細胞成分が血中に流れ出すことで発症する横紋筋融解症で、重症な場合は腎不全に至る。中毒者は発症前の2週間でT.equestreを3回以上食べていたことから、何回か続けて食べる、あるいは一度に大量摂取することにより発症するものと思われる。
そして中毒事故によりT.equestreの近縁種であるキシメジにも有毒の疑いが出始め、T.equestreと同種である可能性を考えた結果、毒キノコに分類されることになった。
これに従いキシメジと同種という見解もあるシモコシも同様に毒キノコとして扱われるように。何とも腑に落ちないザル理論である。」(「キノコの資料をゆっくり見ていってね!」のサイトより)
 
2018年10月28日、京都府立植物園
 
 
シモバシラです
 
 

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