2015年2月25日水曜日

カエデ・紅獅子 くれないじし

 
「獅子」と名前の付くカエデは、葉が固まって付きます
2017年4月18日、宇陀市・カエデの郷
 
 
ムクロジ科、カエデ属
学名:Acer amoenum "Kurenai jishi"(1980) 
農水省に1980年に品種登録されました
登録品種の特性は次の通りです
本品種は、樹高が低く、枝は細く、節間がつまり、新葉が暗紅紫色となる品種である。樹姿、枝葉の発生状熊は「獅子頭」に類似するが、新梢の色は淡紅色で、新葉は紫紅色である。葉は単葉で掌状深裂し、新梢先端部近くの葉は外側に顕著に曲る特性をもつ。葉色の変化は、展葉時は紅色で、後に暗紅紫色になるが。成熟葉となるとやや紫色おびた淡緑色である、紅葉期は一部の葉が紫紅色に変る程度である。発芽期は3月末から4月初め頃で「獅子頭」より少し早い。」
育成経過は次の通りです
本品種は、出願者が昭和40年に自園には種した「のむら」の実生株の中に矮性で節間のつまつた紫紅色の株を発見し、同41年にこれを「やまもみじ」の台木に接木し、これを保存しさらに接木増殖して特性を調査したところ、当初の特性が安定していることを確認したので「紅獅子」と命名したものである。」
 
こんな風にしてカエデの品種が増えていきます
2014年4月30日、宇陀市・カエデの郷

2014年11月6日、同所
 
 

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