2015年1月21日水曜日

ヤムイモ祭の仮面

ヤマノイモ属の芋をヤムイモと総称します
この仮面は、パプアニューギニアでヤムイモの収穫の儀礼、祭に使用するものです
2014年11月28日、犬山市・リトルワールド
 

ヤムイモ儀礼について(Wikipediaよりコピー)

北部に住むアベラム族は、男根崇拝信仰の焦点となる「ワピ」と呼ばれる細くて長いヤムイモを栽培しており、男たちは収穫高を上げることに熱中している。ワピは3.6m近い長さの塊茎が記録されているが、一般には調子が良くて2.7m、平均すると1.8m程度である。この長いヤムイモを育てるにはさまざまなタブーを守り、儀礼を営まなければならない。
ヤムイモを育てるどの男たちも、それまでの性の交わりの汚れを洗い清め、植え付けから収穫までの約6ヶ月間、決して性交せずに肉を食べ続ける。育てる特別な畑にはタブーを守る男たちだけしか入れず、ヤムイモをより優れたものに育てるための呪術を何度も繰り返す。畑の中に立てられた小さな小屋でも、いろいろな儀式を営む。呪術に関係する聖物には、先祖の頭蓋骨、自然の霊を表す長い石、部族の精霊を表す彫り物がある。
ヤムイモを収穫すると、どの男もその中で一番立派な塊茎を選び、仮面やいろいろな飾りで飾って、あたかもそこに精霊が宿っているような姿に仕上げる。それから村の威信と各個人の威信を高めることを目的として開かれる盛大な収穫祭で陳列し、人々に見て貰うのである。
自ら育てたヤムイモは、自分で食べたり使ったりしてはならず、全部他人にやってしまわなければならない。男たちは2人ずつ組になって互いに交換相手となり、交換したヤムイモの長さをめいめい手持ちの板に割符にして刻みつけ、何年も記録として残しておく。競争は激烈であり、何年間も交換相手に負け続けると、村人に対しても外部に対しても面目を失って顔向けできなくなってしまう。このようにヤムイモ儀礼は男たちの競争心を刺激し、それが栽培の技術を大きく向上させ、向上した技術が代々確実に伝わることに役立っているのである。
 
 

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