マツ科、マツ属
学名:Pinus pumila
生育地:シベリア、カムチャッカ、中国東北部、朝鮮、日本の寒冷地
日本は分布の南限です
タイプ:常緑、低木、最大2m
五葉松のグループです
2016年7月30日、札幌市・北大植物園
「イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか、樹木の個性と生き残り戦略」(渡辺一夫)より
「ハイマツは、雪の中に「自ら埋もれる」ことによって、冬の強風をやり過ごすのである。ハイマツは背が低く、葉がぎっしりついているので、簡単に雪の中に埋もれることができる。雪の中に埋もれていれば、マイナス以下の温度にはならない。
雪は、まるで「ふとん」のようにハイマツを保温し、しかも、「風よけ」になってくれる。雪に覆われているハイマツは、強風によって葉や枝を傷つけられ水分不足に陥ることはない。また、雪の中は湿度が100%であり、ハイマツに潤い(水分)を与えてくれる。」
タギョウショウです