2012年12月29日土曜日

カツラ(桂)

京都の葵祭りです
枝に葉が付いているのがカツラです
根元にフタバアオイが束ねられて垂れ下がっています
 
カツラとフタバアオイについて
『「葵祭に欠かせない、「葵桂」・・・
「葵桂」は「きっけい」と読んで、葵と桂の葉を組んで祭りに参加される方々の頭や胸元を飾ったり、腰輿や牛車に飾りつけるものをさします。
「葵」は双葉葵の事で、茎が地をはって伸びる馬の鈴草科で、葉の形がハート形をしていて、伸びた茎が二股に別れて葉を付けるので双葉葵の名がつき、下鴨神社の神紋で加茂葵の別名もあります。・・・ただ葵と言うと立葵を指す様です・・・
「桂」は、雌雄異株の落葉高木で、黄緑色の円形の葉をつけ秋には黄色く紅葉します。葵祭で用いられるところから加茂桂の名がついています。
葵祭の前に、この双葉葵と桂の枝葉を絡ませて「葵桂」を作り飾りとして用いるのです。
飛鳥時代聖徳太子の祖父にあたる欽明天皇の御代から続くとされる葵祭は、凶作が続き、「葵を飾り祭りを行って待てば地上に降りよう」との神託を受け、五穀豊穣を願って葵を衣装や冠そして牛車に飾って祭りを行ったと伝えられている。また、葵は女性で桂は男性を表しているので、いっしょに用いるとか・・・。』(「風花草紙」サイトより)
2009年5月15日、京都御所
 
  
カツラ科、カツラ属
学名:Cercidiphyllum japonicum
生育地:日本、朝鮮、中国
タイプ:落葉、高木、最大25m
2012年4月21日、大阪市・長居植物園
 
 
2013年11月9日、大阪市・長居植物園
 
 
2013年11月30日、橿原市・香久山・万葉の森
  
  
 
2015年10月10日、吹田市・民族学博物館
 
 

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