ハス科、ハス属
学名:Nelumbo nucifera
葉の茎を切ったところです
ここにもレンコンと同じような穴が開いています
また、レンコンと同じように糸を引きます
昔、この糸で織物を織ったという話があります
今でも織っています
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
ハスの根、即ちレンコン(蓮根)です
泥を落としきれいな水に入れて観察できるようにしたものです
レンコンが酸素のない泥の中で生きていけるのは、根の穴の中に酸素を入れているからです
同日、同所
露店で土付きのまま売っていました
2018年10月14日、奈良県河合町・馬見丘陵公園
花托です
空洞の所に種がありました
これをハチスともいいます
ハスそのものをハチスとも言いますが、これが蜂の巣に似ているからです
2013年11月2日、交野市・大阪市大植物園
2018年5月22日、大阪市・長居植物園
ハスの葉はその微細構造と表面の化学的特性により、決して濡れません
葉の表面についた水は表面張力によって水銀のように丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫や、その他の異物を絡め取りながら転がり落ちます
この現象をロータス(ハス)効果といいます
2013年9月5日、橿原市
「バラモン経典、バガヴァッド・ギーター」宇野惇訳より