ヤマアジサイ・アマチャ 甘茶

アジサイ科、アジサイ属

学名：Hydrangea serrata var. thunbergii

生育地：関東地方、中部地方

ヤマアジサイの変種です

中央の青いチョボチョボした部分が両性花です

両性花の機能は種を作ることですが、雌しべが退化していて結実しません

３片の白いのが装飾花で、実体はガクです

２０１４年６月１３日、大和郡山市・矢田寺

 
　

ここの装飾花は４片です

 

２０１６年６月４日、京都市・霊源院

 

　
「秋に葉を蒸してから揉んで、乾燥させたものが甘茶になります。砂糖が貴重な時代には大切な甘味料だったようです。 甘茶は、アジサイ科アジサイ属のガクアジサイの変種、アマチャの葉から作られるお茶です。 古くから、釈迦の誕生を祝う仏教行事「灌仏会（花行事）」の際に、仏像に注ぎかける神聖な飲み物として活用されていました。 秋につんで乾燥させた2~3ｇの甘茶を1ℓの水で煮出す。 甘茶は名前の通り、独特の甘みを有しています。 ストレートティーに砂糖を加えたような味と言われることが多いです。」（メルカリのサイトより）