2015年3月30日月曜日

イヌビワ 犬枇杷

2011年12月4日、橿原市・香久山・万葉の森
 
 
クワ科、イチジク(フィカス)属
学名:Ficus erecta
ビワの仲間ではありません
名前の由来:ビワに似ているが劣っているもの
イヌが頭に付くのは劣ってるもの、役に立たないもの
別名:コイチジク、ヒメビワ(姫枇杷)、イタビ
生育地:日本・朝鮮
形態:落葉、小高木、5m
実が熟れてはじけている様に見えますが、絶対中身は見せません
イチジクと同じです
何者か(人間、鳥)が傷つけたのでしょう

雌株と雄株があり、受粉して種を作ります
イヌビワコバチという昆虫が受粉の媒介をします
果実の先端から出入りします
また、イヌビワコバチはイヌビワに卵を産み付けます
イヌビワにしか生むことができません
イヌビワとイヌビワコバチは、運命共同体でどちらかが絶滅すると片方も絶滅してしまいます
2014年9月14日、橿原市・香久山・万葉の森
 
 
2013年12月17日、橿原市・耳成山
 
 
2013年11月30日、橿原市・香久山・万葉の森
 
 
 

2 件のコメント:

  1. 万葉の森に、おがたまの木がある写真をみましたが、公園のどのあたりにあるか、教えて頂きませんか

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  2. 北から入って行って、数種類の木を経て右側にあったと思います
    センダンを過ぎます
    左側にトベラのあるあたりだと思います
    涼しくなったら見に行きます
    間違えていたら訂正します 
     

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