2013年11月30日土曜日

アンスリウム・アンドレアナム・アクロポリス Anthurium andraeanum 'Acropolis'

サトイモ科、アンスリウム(ベニウチワ)属
学名:Anthurium andraeanum 'Acropolis'
園芸品種です
原産地:南米
属名の通り赤いのが一般的ですが、白花です
2013年9月11日、淡路市・奇跡の星の植物園
 
 

ウサギノシッポ(兎の尻尾)

2012年5月4日、自宅
 
この写真はドライフラワーに仕立てたものです
2012年11月25日、天理市・山辺の道トレイルセンター
 
イネ科、イチゴツナギ亜科、ウサギノオ(ラグラス)属
1属1種です
学名:Lagurus ovatus
別名:ラグラス、バニーテール
タイプ:一年草、背丈は写真のように高性種と矮性種があります
原産地:地中海沿岸地方
 
 

カマクラヒバ(鎌倉檜葉)

ヒノキ科、ヒノキ属
ヒバとは、ヒノキから園芸品種化された樹種の総称です
チャボヒバをカマクラヒバという説があります
チャボヒバは、こちらをご覧ください
また、チャボヒバとヒノキの中間形という説もあります
この写真のカマクラヒバは剪定されている可能性があります
本来の樹勢ではないかもしれません
2012年12月1日、大阪市・長居植物園
 
 

2013年11月29日金曜日

ポトス Pothos

サトイモ科、ハブカズラ属
ハブカズラのハブは蛇のハブで、蔓がハブのようにくねくねしているということです
かってはポトス属で、それで園芸上名前が残っています
学名:Epipremnum aureum
和名:オウゴンカズラ(黄金葛)
原産地:ソロモン諸島、東南アジアの亜熱帯と熱帯雨林地域
形態:常緑、つる性
室内の観葉植物としてよく見ることができます
アンスリウム(サトイモ科)のような花が咲きます
2012年11月25日、天理市・山辺の道トレイルセンター
 
 
太い木はポトスではなく、ポトスを登らせるための木で、右下方に走っているのがポトスです
これだけ大きくなります
2015年12月12日、京都府立植物園
 
 

ポドコーン(皮トウモロコシ)

イネ科、トウモロコシ属
粒の一つ一つが、頴(エイ)に包まれています。
イネ科の実は大体頴に包まれています。
身近なものとして、イネの米粒を包んでいる頴を想像してください。
南アメリカから中央アメリカにかけて古い昔に栽培されていました。
今のトウモロコシの仲間ですが、先祖ではありません。
2013年11月9日、大阪市立自然史博物館

トウモロコシ(玉蜀黍)

雌花です
将来食べる部分です
花は皮に包まれたままですが、雌しべのみを外に出します
それが長いひげです
粒の数だけひげが出てきます

雄花です
風媒花で、風で受粉します

南米から持ってきたトウモロコシです
複製ではなく本物のようです
トウモロコシは乾燥しても、色、形があまり変わりません
原産地は、中南米です
2013年5月25日、吹田市・国立民族学博物館

観賞用です
食べたらどんな味がするのでしょうか
2012年11月25日、天理市・山辺の道トレイルセンター

イネ科、トウモロコシ属
学名:Zea mays
英名:北米、オーストラリアではCorn(コーン)、イギリスではMeize(メイズ)
名前の由来:トウは唐で、モロコシは唐土で同じことを2度も言っています
中国(外国)から来たと言う意味です
タイプ:一年草、2m

ウメモドキ(梅擬)

2011年11月12日、堺市・大仙公園
 
 
2013年11月2日、交野市・大阪市大植物園
 
 
モチノキ科、モチノキ属
学名:Ilex serrata
名前の由来:葉や花が梅に似ているので
生育地:日本、中国
形態:落葉、低木(3m)
 
 
 2014年11月2日、明日香村・万葉文化館
 
 
2013年11月27日、橿原市・香久山・万葉の森
 
 

2013年11月27日水曜日

ネギか、タマネギか

2013年3月23日、橿原市
 
 
2013年4月14日、橿原市
 
 
ネギです
花びらが開いた形を取りません
タマネギは、一般的に「花が咲いた」という花弁がパッと開いた形をします
タマネギは花が開く前に収穫されてしまうため、写真を撮れません
2016年4月22日、橿原市   
 
 
ナガネギです
2016年11月23日、橿原市・橿原神宮・新嘗祭
 
 
ヒガンバナ科、ネギ(アリウム)属
ネギの学名:Allium fistulosum
原産地:中国西部、中央アジア
 
 

タマリンド

マメ科、タマリンド属
複製ではなく本物のようです。
別名:チョウセンモダマ(朝鮮藻玉)
右側の種が海草(海藻)に混じって海岸に漂着します。
それで藻の玉といいます。
原産地:アフリカ熱帯地方
生育地:インド、東南アジア、アメリカの熱帯・亜熱帯地方
常緑高木の木です。
そのまま食べたり、調味料や食品添加物として広く利用されています。
2013年11月9日、大阪市立自然史博物館

タラヨウ(多羅葉)

2015年4月25日、大阪市・長居植物園
 
 
2013年11月9日、大阪市・長居植物園
 
 
2015年4月25日、大阪市・長居植物園
 
 

2013年2月23日、奈良市・長屋王邸跡
 
 
モチノキ科、モチノキ属
学名:Ilex latifolia
日本では葉の裏面に経文を書いたり、葉をあぶって占いに使用したりしたため、その多くは寺社に植樹されています
また、葉の裏面を傷つけると字が書けることから、郵便局の木として定められています
「葉書」の語源です
文字を書くことのできる性質がインドで経文を書くのに使われたヤシ科の多羅樹という木のようだということで、タラヨウ(多羅葉)の名前の由来となっています
 
生育地:関東以西の日本、中国
形態:常緑、高木
雌雄異株です
 
 

2013年11月26日火曜日

チャイブ Chives

ヒガンバナ科、ネギ(アリウム)属
学名:Allium schoenoprasum
別名:セイヨウアサツキ(西洋浅葱)、エゾネギ
生育地:北半球の温帯、寒帯
タイプ:多年草
2012年5月20日、宇治市植物公園
 
 
2013年9月11日、神戸市・須磨離宮公園
 
 
2018年5月5日、京都府立植物園
 
  
 
2016年5月14日、宇治市植物公園
 
 

ミズオジギソウ 水お辞儀草、水含羞草

マメ科、ネムノキ亜科、ミズオジギソウ(ネプチュニア)属
学名:Neptunia oleracea
英名:ウォーターミモザ(water mimosa)
別名:カイジンソウ(海神草)
ローマ神話の海の神ネプチューンに由来します
生育地:熱帯地方各地、沖縄、小笠原
場所:河川や池沼
水が多い所では水面に浮きます
タイプ:多年草
若芽を食用とします
葉は刺激すると閉じます
写真の花で左側に、雌しべ、雄しべが見えます
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館

ソヨゴ(冬青)

モチノキ(黐の木)科、モチノキ属
学名:Ilex pedunculosa
名前の由来:革質で厚い葉が、風に吹かれるとそよそよとそよぐので
また、冬でも葉が青いので冬青と言うのでしょうが、他にも冬に青い葉の木は沢山あります
その中のチャンピオンなのでしょう
別名:フクラシバ(膨らし葉)
青い葉を燃やすと葉が膨れてはじけます
生育地:日本、台湾、中国
実が長い柄の先に付いているのが特徴的です
この材からそろばんの玉を作ります
2012年11月25日、天理市・山辺の道・トレイルセンター
 
 
2013年3月9日、河内長野市・花の文化園
 
 
2014年10月12日、橿原市
 
 

2013年11月25日月曜日

アリウム・ケルヌーム Allium cernuum

ヒガンバナ科、ネギ(アリウム)属
学名:Allium cernuum
英名:Noddingwild onion, Lady's leek
アリウムは、ニンニクのラテン語の古名です
生育地:北アメリカ
タイプ:球根、多年草
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
 
 

チョウマメ(蝶豆)

マメ科、チョウマメ属
学名:Clitoria ternatea L.
別名:クリトリア(ギリシャ語の女性器が由来です)
英名:Butterfly pea(バタフライピー)
生育地:東南アジア、インド
日本には江戸時代に入ってきています
形態:多年草、寒さで一年で枯れる場合もあります
2012年10月14日、交野市・大阪市大植物園
 
 
食用になります
2013年11月2日、同所
 
 

ハナヅルソウ(花蔓草)

ハマミズナ科、アプテニア属
かっては、ツルナ(蔓菜)科でした
葉が肉厚で、マツバギク、タイワンギクもこの科です
学名:Aptenia cordifolia
別名:アプテニア、ベビーサンローズ
原産地:南アフリカ
タイプ:半耐寒性、多肉植物、多年草
2012年11月25日、天理市・山辺の道沿いの民家の垣の根元
 
 

2013年11月24日日曜日

タマネギ(玉葱)

ヒガンバナ科、ネギ(アリウム)属
学名:Allium cepa
形態:一年草、又は、二年草
この食べる部分は葉の肥大したものです
この肥大部の下方と根の出る所の間に茎が圧縮されています
原産地は中央アジアとされていますが野生原種は発見されていません
日本での食用としての栽培は札幌農学校が始めました
観賞用としては江戸時代に長崎に伝わっています
2012年11月25日、天理市・山辺の道
 
 

タイヘイヨウクルミ(太平洋胡桃)

マメ科、タイヘイヨウクルミ属
クルミ(胡桃)はクルミ科の植物で別物です。
生育地:マレー半島からオセアニアにかけて
食料として栽培されています。
英名:Tahitian chestnut(タヒチの栗)
2012年11月3日、大阪市・咲くやこの花館

海流に乗って流れ着くこともあるそうです。
これは完熟した状態なのでしょう。
2013年11月9日、大阪市立自然史博物館

キヅタ(木蔦)

ウコギ科、キヅタ(ヘデラ)属
学名:Hedera rhombea
ツタもキヅタも日常の日本語では、ツタです
英語も同じで、ivy はどちらも指します
生育地:北海道南部以南の日本、東アジア
形態:常緑、つる性、木本
別名:フユヅタ(常緑なので)
倉敷紡績工場のあった場所がホテルとして生まれ変わり壁面にキヅタが張っています
2013年4月5日、倉敷市・アイビースクエア
 
 
盆栽にされてしまいました
実が成っています
2012年1月22日、京都府立植物園
 
 

2013年11月23日土曜日

カシミロア・エデュリス Casimiroa edulis

ミカン科、サルカケミカン亜科、シロサポテ(カシミロア)属
学名:Casimiroa edulis
別名:ホワイトサポテ、シロサポテ
カキノキ科にブラックサポテトいうのがありますが、別物です
生育地:メキシコ、中米
タイプ:常緑、高木
食べられます
日本では沖縄、鹿児島、和歌山で栽培していますが流通量は少ないです
2013年9月11日、淡路市・奇跡の星の植物園

ダイズ(大豆)

マメ科、ダイズ属
学名:Glycine max
未成熟の実を枝豆として食べます
これ位太れば枝豆とは言えないでしょう
大量に生産する場合は田畑で栽培しますが、田の畦を少しでも有効活用するため植えることが多いです
この写真もそうです
原産地:中国東北部からシベリア
生育地、栽培地:世界中
大豆は豊富なたんぱく質を含有しています
それは根粒菌と共生し、窒素を吸収しているからです
五穀とは、米、麦、粟、稗、豆(大豆)を言います
2013年10月13日、明日香村
 
 
天日乾燥しています
2012年11月25日、天理市・山辺の道
 
 
大豆は縄文時代の遺跡からも出土しています
2013年10月13日、明日香村・万葉文化館
ここでは万葉時代の世界を模擬展示していますが、その中の商店(物々交換場?)で売っている大豆です
 
 
桜井弘「元素111の新知識」
 
 

2013年11月22日金曜日

ユズ(柚子)

ミカン科、ミカン(カンキツ、シトラス)属
これは盆栽です。
成長が遅いです。
ユズの大馬鹿18年といって、実が成るまで10数年掛かります。
原産地:中国
2013年10月14日、京都府立植物園

冬場にユズを風呂に入れることがあります。
これは浴槽内のカビや細菌の繁殖を抑える効果があります。ユズの香にその基があるといわれています。
又、薬効の成分は特定されていませんが、血行を良くするとも言われます。



テツカエデ(鉄楓)

2017年4月25日、宇陀市・カエデの郷
 
 
2013年11月2日、交野市・大阪市大植物園

 
2018年12月2日、交野市・大阪市大植物園
 
 
ムクロジ科、カエデ属
学名:Acer nipponicum
名前の由来:木肌が鉄のように黒いので
生育地:秋田県・岩手県以南の本州、四国、九州
場所:山地の沢筋から中腹にかけて
形態:落葉、高木、15m