2014年11月30日日曜日

ゴゼンタチバナ 御前橘

ミズキ科、ミズキ属、ゴゼンタチバナ亜属
学名: Cornus canadense
名前の由来:白山の最高峰の御前峰
生育地:北海道、本州、四国、北東アジア、北米
場所:亜高山帯-高山帯の針葉樹林下や林縁
形態:多年草、15cm
地域により、絶滅、絶滅危惧の指定を受けています
草ですが、花はハナミズキに似ています
2013年7月31日、長野県小谷村・栂池高原
 
 
2018年5月5日、京都府立植物園
 
 
ハナミズキです
 
 

シレネ・サハリネンシス Silene sakhalinensis

ナデシコ科、マンテマ(シレネ)属
学名:Silene sakhalinensis
別名:カラフトビランジ
マンテマは日本で付けた名前ですが、その由来は諸説ありますが確かなのはないようです
シレネは洋名です
ビランジという日本固有の植物がありますが、日本固有の植物ですからビランジは日本語ですが、その由来・語源は分かっていません
生育地:サハリン(カラフト)、シベリア
形態:多年草
2014年8月30日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
同じ属の植物にムシトリナデシコがあります
 
 

ニュウメンラン 入面蘭

ラン科、ニュウメンラン(イリオモテラン、トリコグロッティス)属
学名:Staurochilus lutchuensis
又は、Trichoglottis ionosma
下の写真ではこの学名を採用しています
この他にも学名があります
入面はイリオモテが訛ったという説がありますが、分かりません
別名:イリオモテラン(西表蘭)
生育地:西表島、石垣島、台湾、フィリピン
西表島、石垣島の野生のものは絶滅したのではないかと言われています
形態:樹幹に着生します
2013年10月14日、京都府立植物園
 
 
 
2016年4月12日、沖縄県本部町・海洋博公園・熱帯ドリームセンター
  
 
 
これについては、トリコグロッティス・イオノスマ(入面蘭)の名札です
2018年3月18日、大阪市・咲くやこの花館
 
 

2014年11月29日土曜日

マルハチ 丸八

ヘゴ科、ヘゴ属
学名:Cyathea mertensiana
原産地:小笠原諸島
ヒカゲヘゴの葉柄痕の写真を見て下さい。
http://613613nin.blogspot.jp/2014/11/blog-post_43.html
八の字が丸の中に逆さまに見えます。
これが名前の元です。
ヒカゲヘゴに近い種類です。
2013年9月11日、淡路市・奇跡の星の植物館

ダイアンサス・初恋

ナデシコ科、ナデシコ(ダイアンサス)属
園芸品種です
四季咲きです
2014年3月16日、京都府立植物園
 
 

カエデ・Johin

ムクロジ科、カエデ属
palmatum とshirasawanumuの交配種です
2014年4月30日、宇陀市・カエデの郷

パフィオペディルム・ミクランサム Paphiopedilum micranthum

2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
2017年1月28日、京都府立植物園
 
 
ラン科、トキワラン(パフィオペデルム)属
原種です
学名:Paphiopedilum micranthum
生育地:中国とベトナムの国境地帯のかなり狭い地域
形態:地生種
1951年に発見されましたが、政情の問題で世界に知られるようになったのはその約30年後です
 
 
 

2014年11月28日金曜日

ヒカゲヘゴ 

シダ植物門、シダ網、ヘゴ目、 ヘゴ科、ヘゴ属
学名:Cyathea lepifera
生育地:フィリピン、中国、台湾、日本では奄美大島以南
日本最大のシダです。
最大で15m程になります。
常緑木性です。
古生代に栄えた大型シダ植物の生き残りでしょう。
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館


葉柄が落ちた痕跡です。
2013年9月11日、淡路市・奇跡の星の植物館

ダイアンサス・ミーティア・ローズピンク 

ナデシコ科、ナデシコ(ダイアンサス)属
「サカタのタネ」の商品です
2014年3月16日、京都府立植物園
 
 

カエデ・JJ

ムクロジ科、カエデ属
学名:Acer palmatum 'JJ'
JJ. とは、“Jesu Juva”「イエスよ、我を救いたまえ」を意味するラテン語だそうです
2014年11月6日、宇陀市・カエデの郷
  
  
 

パフィオペデルム・ヘンリエッタ・フジワラ Paphiopedilum Henrietta Fujiwara

ラン科、トキワラン(パフィオペデルム)属
原種同士を交配させた園芸品種です
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
 

2014年11月27日木曜日

フクギ 福木

フクギ科、フクギ属
学名:Garcinia subelliptica
生育地:沖縄、フィリピン、台湾
沖縄本島のものは移入されたもので、八重山諸島のものは自生との説もあります
防風林、防潮林とします
タイプ:常緑、高木、20m
雌雄異株で、花期は5-6月です
2014年5月24日、宇治市植物公園
 
 

ダイアンサス・テルスター・パープルピコティ 

ナデシコ科、ナデシコ(ダイアンサス)属
セキチクとナデシコの交配園芸雑種です
2014年3月16日、京都府立植物園
 
 

カエデ・Japanese Sunrise 

2014年4月30日、宇陀市・カエデの郷
  
 
2014年11月6日、同所
  
 
ムクロジ科、カエデ属
学名:Acer palmatum "Japanese Sunrise"
この個体は、フランスから輸入しています
  
 
 

パフィオペデルム・ハイナルディアヌム Paphiopedilum haynaldianum

ラン科、トキワラン(パフィオペデルム)属
原種です
学名:Paphiopedilum haynaldianum
生育地:フィリピンのルソン島
場所:標高1000m程度の石灰岩地域
複数の花を一つの枝に付けます
1873年に発見されました
2014年4月5日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
2017年1月28日、京都府立植物園
 
 
 

2014年11月26日水曜日

キャニモモ・キヤニモモ 黄脂桃 

フクギ(福木)科、フクギ属
学名:Garcinia xanthochymus
別名:タマゴノキ
ほぼ中央にあるのが、咲き始めのようです
右上には、実が見えだしたのが見えます
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
 酸っぱいので生食よりは、ジャムにします
別名:卵の木
名前の由来:果肉に黄色いヤニ(脂)の成分を含むので
生育地:インド・ヒマラヤ
2013年4月19日、京都府立植物園
 

 
イリタマゴノキもあります
 
  
 


ダイアンサス・ディアブンダ・パープルピコティ 

2014年3月16日、京都府立植物園

 
 
ナデシコ科、ナデシコ(ダイアンサス)属
別名:ダイアブンダ、美女ナデシコ
園芸品種です
「ナデシコの仲間であるダイアンサス属は、世界に約300種が分布しています。やさしい草姿に可憐な花を咲かせ、香りも魅力です。カーネーションもダイアンサス属に含まれますが、通常はカーネーションを除いたものを総称して「ダイアンサス」と呼んでいます。わが国では、秋の七草の一つであるカワラナデシコをはじめ、ハマナデシコなど4種が自生し、このほか、ヨーロッパ原産のタツタナデシコやヒメナデシコ、中国原産のセキチク、北米原産のヒゲナデシコなどが古くから観賞用に栽培されてきました。品種も多く、種間交配によってさらに多くの園芸品種が育成されています。」(みんなの趣味の園芸のサイトより)
 
 

 

カエデ・Italian Maple

ムクロジ科、カエデ属
学名:Acer opalus Miller
生育地:ヨーロッパ・西部・南部、アフリカ北部
2014年4月30日、宇陀市・カエデの郷
  
 
上とは別の個体です
2017年4月18日、同所
 
 
2015年5月2日、同所
  
 
2013年11月16日、同所
  
 
2016年12月3日、同所
  
 
 

パフィオペデルム・セント・スイシン Paphiopedilum Saint Swithin

ラン科、トキワラン(パフィオペデルム)属
原種から交配された園芸品種です
2014年4月5日、大阪市・咲くやこの花館
 
 

2014年11月25日火曜日

サルオガセ 猿尾枷 猿麻桛

菌界、子嚢菌門、チャシブゴケ菌網、チャシブゴケ目、ウメノキゴケ科、サルオガセ属
学名:Usnea longissima
一般的な植物は植物界として分類されます
サルオガセはその意味では、菌です
菌の中には、キノコ、カビ、酵母なども含まれます
ブナ林などの霧のかかる森林の樹上に着生します
サルオガセの種類は、日本で40種類、世界で600種類以上あると言われています
2013年7月31日、長野県小谷村、栂池高原
 
サルオガセモドキという植物があります
 

シナノナデシコ 信濃撫子

ナデシコ科、ナデシコ(ダイアンサス)属
学名:Dianthus shinanensis
別名:ミヤマナデシコ(深山撫子)
生育地:本州中部
場所:山地の河原や荒地、礫地
形態:多年草、40cm
2014年8月6日、富山県立山町黒部平
 

 
上の写真と違いますが個体差の範囲内でしょうか
2015年7月8日、大阪市・咲くやこの花館
 
  
2016年9月24日、大阪市・咲くやこの花館
 
 
 
2018年5月5日、京都府立植物園
 
 
ダイアンサス・テルスター・パープルピコティです
 
 
 

パフィオペディルム・スカクリー Paphiopedilum sukhakulii

2014年4月5日、大阪市・咲くやこの花館

 
 
2018年6月2日、京都府立植物園
 
  
2020年1月25日、関西らんフェスタ
 
 
ラン科、トキワラン(パフィオペデルム)属
原種です
学名:Paphiopedilum sukhakulii
別名:サクハクリー(カタカナ表記の違い)
生育地:タイ
場所:標高200~1000mの地域、地生種です
形態:常緑、多年草、40cm
 
 
フジ・岡山一歳です
 
 
 

2014年11月24日月曜日

ダリア・ラウエナ 

キク科、ダリア属
2013年10月6日、奈良県河合町・馬見丘陵公園
 
 

パナマソウ 

パナマソウ科、パナマソウ属
学名:Carludovica palmata
生育地:中央アメリカ、南アメリカの北西部
場所:湿り気の多い森林中
形態:多年草
地下茎があり、そこから葉が出てきます
パナマ帽の材料となります
戦前、紳士は帽子が必需品でした
パナマ帽は夏用の帽子です
今でも被る人は少しはいるのでしょうね
花は咲きます
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館
 
 

エンビセンノウ 燕尾仙翁

 
 
ナデシコ科、センノウ属
学名:Lychnis wilfordii
花弁が水不足で萎れているわけではありません
ツバメの尾に似ているのでこの名が付きました
生育地:北海道、中部地方、朝鮮、中国、ウスリー地方
場所:山地の湿地

形態:多年草、80cm
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館

 
 
ムギセンノウの写真はこちらです
 
 

ダリア・モナコS

2014年10月19日、奈良県河合町・馬見丘陵公園 
 
 
2013年10月6日、同所
 

 
キク科、ダリア属
 
 

パフィオペデルム・コンカラー Paphiopedilum concolor

ラン科、トキワラン(パフィオペデルム)属
原種です
学名:Paphiopedilum concolor
生育地:ミャンマー、タイ、中国
場所:海抜500m程度の中高地、地生種です
2013年12月10日、大阪市・咲くやこの花館
 
 

2014年11月23日日曜日

ハス 蓮

ハス科、ハス属
学名:Nelumbo nucifera
葉の茎を切ったところです
ここにもレンコンと同じような穴が開いています
また、レンコンと同じように糸を引きます
昔、この糸で織物を織ったという話があります
今でも織っています
2013年7月6日、大阪市・咲くやこの花館 
 
 
ハスの根、即ちレンコン(蓮根)です
泥を落としきれいな水に入れて観察できるようにしたものです
レンコンが酸素のない泥の中で生きていけるのは、根の穴の中に酸素を入れているからです
同日、同所
 
 
露店で土付きのまま売っていました
2018年10月14日、奈良県河合町・馬見丘陵公園
 
 
花托です
空洞の所に種がありました
これをハチスともいいます
ハスそのものをハチスとも言いますが、これが蜂の巣に似ているからです
2013年11月2日、交野市・大阪市大植物園
 
 
2018年5月22日、大阪市・長居植物園
 
 
ハスの葉はその微細構造と表面の化学的特性により、決して濡れません
葉の表面についた水は表面張力によって水銀のように丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫や、その他の異物を絡め取りながら転がり落ちます
この現象をロータス(ハス)効果といいます
2013年9月5日、橿原市
 
 
 
「バラモン経典、バガヴァッド・ギーター」宇野惇訳より